厄除祈願・車祓・年祝い・その他
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車祓について
新・中古車の購入にあたってはもちろんのこと、新年の初めに際しても運転者・同乗者のみならず歩行者についてもその無事安全をご祈祷するのが「車祓」です。
皆様方を殿内にてお祓いした後、屋外にてお車をお祓い致しますので、必ずお車でお越し下さい。 また、長年愛用されたお車を手放す際にも、感謝の気持ちを込めてお参りされると良いでしょう。
特に、廃車にされる場合はその前に、お車をお祓いされた方がより丁寧でしょう。
※新車と廃車のお祓いは授与品が異なります。廃車のお祓いの際は、ネットでのご予約時に要望欄にご記入ください。
※祈祷の際に車のカギと免許証をお預かりしお祓いいたします。
ご家族様の分もお預かりいたします。
厄除祈願について
厄除について
厄年の年齢は、人の一生の中でも、体力的、家庭環境的、或は対社会的にそれぞれ転機を迎える時でもあり、災厄が起こりやすい時期として忌み慎まれています。
その年に当たっては、神様の御加護により災厄から身を護るため、神社に参詣をして、災厄を祓う厄払いの儀(厄除け)がおこなわれます。厄年の年齢は「数え年」で数え、地域によって多少異なるところもありますが、男性が二十五歳・四十二歳・六十一歳、女性が十九歳・三十三歳・三十七歳などを言い、この年齢の前後を前厄・後厄と称します。
この中でも男性・四十二歳と女性・三十三歳を大厄として、特に意識されることが多いようです。
数え年では、新年を迎える正月に、新たに年齢を一つ重ねますので、この年齢が変わったときに厄祓いをおこなうことが多いようですが、これに関係なく誕生日など良き日柄を選び、参詣をする場合もあります。
また、氏神神社の祭礼にあわせて、厄年の人々が神事を奉仕し厄祓いをする例も各地にあります。 本来、厄年は長寿を祝う還暦(六十一歳)や古稀(七十歳)などの年祝いと同じく、晴れの年齢と考えられていました。厄年を迎えることは、地域社会において一定の地位となることを意味し、宮座への加入や神輿担ぎなど、神事に多く関わるようになります。このため心身を清浄に保ち、言動を慎む物忌に服する必要があったわけです。厄年の「厄」は、神様にお仕えする神役の「役」であるといわれるのも、こうした理由によるものです。
現在では、災難が多く生じる面が強調されておりますが、七五三や成人式、年祝いなどとともに、人生における通過儀礼として、大切に考えられていることには変わりありません。
数え年について
現在では生まれた時は0歳とするのに対し、昔は1歳としていました。
また、誕生日ごとに歳をとるのではなく、正月を迎えた数(トシを神様から頂いた数)で年齢を表していました。
下記の厄年表は令和6年のものになります。
男性 | ||
---|---|---|
前厄 | 本厄 | 後厄 |
平成13年 | 平成12年 | 平成11年 |
24歳 | 25歳 | 26歳 |
昭和59年 | 昭和58年 | 昭和57年 |
41歳 | 42歳 | 43歳 |
昭和40年 | 昭和39年 | 昭和38年 |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
女性 | ||
---|---|---|
前厄 | 本厄 | 後厄 |
平成19年 | 平成18年 | 平成17年 |
18歳 | 19歳 | 20歳 |
平成5年 | 平成4年 | 平成3年 |
32歳 | 33歳 | 34歳 |
平成元年 | 昭和63年 | 昭和62年 |
36歳 | 37歳 | 38歳 |
御祈祷の申し込みについて
前日までにネット予約をいただければ、当日は確認の受付のみでご祈祷を受けられます。(土日祭日をご予定の場合、ご希望のお時間が定員となってしまう場合がありますので、お早めにご予約下さい。)
予約無く当日お申込みの場合、申込用紙に住所、氏名等をご記入いただき、祈祷時間の調整や祈祷札の御名入れのお時間をいただきます。
御初穂料は、「「祈祷予約はこちら」のページ内でご確認ください。
現金のみとなりますので、のし袋と合わせてご用意ください。
混雑時は予約の方を優先いたしますので、是非便利なネット予約をご利用ください。
当日のご予約は電話のみでの対応となります。
御祈祷は9:00の回から最終16:00の回までとなります。
なおそれぞれの時間は開式時刻です。受付手続きもありますので、10分程前にはお越しください。
※10月・11月中は混雑が予想されます。
神社駐車場が満車の際は、最寄りの田奈駅(徒歩7分)周辺のコイン駐車場のご利用をお勧めいたします。
年祝いについて
長寿を祝う「算賀祭」や「祝賀奉祝祭」は、命の営みを神様に感謝し、年を重ねる喜びや家族や友人を大切に思う心を確認し合う節目の儀礼です。
古代中国の「敬老思想」が日本に伝わり、平安時代以降、貴族など上流階級を中心に広まったものといわれています。
祝う歳は当初、四十歳、五十歳など十年刻みでしたが、鎌倉時代以降、現代のような六十歳、七十歳、七十七歳、八十歳、八十八歳…という節目で祝うことが一般化したようです。
年齢は、数え年、満年齢のいずれで数えても差し支えないものといわれています。
(地域によって様々な習慣があります)
還暦(六十一歳)
十干と十二支の組み合せが六十年で一巡することから、数え年の六十一歳は、古来おめでたい年周りと考えられてきました。自分が生まれた年の干支に戻ることから「赤ちゃんに還る」という意味に重ねられ、赤を基調にお祝いする習わしがあります。
古希(七十歳)
古稀は、中国唐代の詩人・杜甫の漢詩の一節「人生七十年古来稀なり」に由来するといわれています。
喜寿(七十七歳)
「喜」という字の草書体は「七」を三つ並べた字で、「七十七」に読めることから、この字を当てるといわれています。その起源は、室町時代とも言われ、本来は厄年の一つであったようです。「寿」には「長命」という意味もあります。
傘寿(八十歳)
「傘」を略した俗字が「八十」と読めることから、この字を当てるといわれています。
米寿(八十八歳)
「八」という字は古来、末広がりで縁起が良いものと考えられてきました。「八十八」を組み合わせた形である「米」の字を当てることで、日本人の命の源である「米」にも直結し、一層おめでたいものと認識されています。「米の祝い」「よねの祝い」と言われる場合もあります。
卒寿(九十歳)
「卒」の俗字「卆」が「九十」と読めることに起因するといわれています。
また、「鳩」の字の中に「九」があり、音読みも「きゅう」であることから「鳩寿(きゅうじゅ)」という場合もあります。
白寿(九十九歳)
「百」という字から「一」を取った文字「白」で「九十九」を表現したものといわれています。
「百年に一年たらぬ九十九髪我を恋ふらし面影に見ゆ」
という和歌が『伊勢物語』にあります。「九十九」は「次百」が転じたもの、また白髪の様子をツクモという水草に重ねたものといわれています。
百寿・紀寿(百歳)
文字通り「百寿」といわれたり、一世紀を表わす「紀」に因んで「紀寿」ともいわれます。「百(もも)」は数が多いことを表し、その語源は「モロモロ(諸々)」、「モノモノ(物々)」等が転じたものといわれています。